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もはや国民食と言っても良いうどん。その発祥地と言われる、福岡県福岡市、所謂『博多』は中国、宋から麺生地の作り方が伝わった地としても知られています。
その作り方の図面を持ち帰ったのが「聖一国師」、自身が開いた博多の承天寺には『饂飩(うどん)・蕎麦(そば)発祥之地の碑』が建立されており、後に開いた京都の東福寺には、図面である「水磨の図」が国宝として納められています。当時の博多は博多湾を擁する商人の町、博多湾に出入りする荷船に合わせ、日々忙しなく働く商人を始め人足達が、少しの時間で食す事の出来るうどんを重宝した事により、一般庶民にも流行したそうです。
また、うどん店も、多くの客をさばく為に、いつでも出せるよう茹でたうどんを用意し町のファストフードとしての食を支え、いつしかこのスタイルが全国へと波及したのが、日本のうどん文化と言えます。とりわけ博多のうどんは、その麺の柔らかさでは随一で、忙しい商人達に合わせる為に自然に完成されたものと言えます。

日本

一時も客を待たせられないうどん店と、さっと胃袋に収めて次の仕事に向かう事の出来る商人、人足達、麺は硬目より、柔らか目の方が好まれたのは必然でした。このように、生活に密着した中から、うどんの利便性の真髄が見出され、博多で受け入れられたのは必然の結果だったのです。
今も、新種の形式やご当地うどん店が新しい軒を並べる博多において、麺のファストフードショップとして、受け入れられるうどん店は、これら発祥地たる、うどんの歴史を理解した屋号なのは言うまでもありません。